AIP-C01 受験ガイド|AWS認定 生成AI Developer Professionalの試験概要・難易度から申込まで【2026年新資格】

AIP-C01受験ガイド AWS認定生成AI Developer Professional 2026年新資格 AWS資格の森 生成AI Developer Professional(AIP)
無料2026年の新資格を最速で対策|AWS Certified Generative AI Developer – Professional(AIP-C01)の試験概要・出題範囲・難易度から申込の流れまで、公式試験ガイド準拠でこの1ページに集約。

2026年4月に一般提供が始まったばかりのAWS認定「AWS Certified Generative AI Developer – Professional(AIP-C01)」は、生成AIアプリケーションを本番環境で構築・運用できる開発者であることを証明するProfessionalレベルの新資格です。RAG・ベクトルDB・エージェンティックAI・ガードレールといった、いままさに現場で求められるスキルが正面から問われます。この受験ガイドでは、試験概要・出題範囲(5分野)・難易度・AIFやMLAとの違い・申込みから当日までの流れを、公式試験ガイドに準拠して解説します。

AWS認定AIP-C01の出題範囲5分野と配点(基盤モデル統合31%・実装と統合26%・安全性とガバナンス20%・運用効率12%・テスト検証11%)の横棒グラフ
図:AIP-C01の出題範囲。基盤モデルの統合(RAG・ベクトルストア・プロンプト管理)が31%で最大、エージェント実装を含む「実装と統合」が26%で続きます(出典:AWS公式試験ガイド)。

AIP-C01とは?AWSのAI資格ポートフォリオでの位置づけ

AWS Certified Generative AI Developer – Professional(AIP-C01)は、2026年4月14日に一般提供が開始されたAWS認定の最新資格です。ベータ試験(〜2026年3月)を経て正式化されました。これでAWSのAI系認定は次の3階建てになりました。

資格 レベル 問われること
AIプラクティショナー(AIF-C01) Foundational AI/生成AIの基礎知識と活用リテラシー(「使う」側)
機械学習エンジニア(MLA-C01) Associate MLモデルの構築・学習・デプロイのエンジニアリング(「作る」側)
生成AIデベロッパー(AIP-C01) Professional 基盤モデルをアプリ・業務に統合し本番運用する実装力(「組み込んで運用する」側)

ポイントは、AIP-C01が「モデルを作る」試験ではないことです。公式試験ガイドは「モデル開発とトレーニング」「高度なML手法」「データエンジニアリング」を明示的に試験対象外としています。主役はあくまで既存の基盤モデル(FM)をBedrockなどで呼び出し、RAG・エージェント・ガードレールを組み合わせて本番品質のアプリに仕上げる技術。生成AI「開発者」のための試験です。

試験概要(基本情報)

項目 内容
試験コード AIP-C01
レベル Professional(SAP・DOPと同格)
問題数 75問(うち採点対象65問+採点対象外10問)
出題形式 択一選択+複数選択(5択以上・正解を全て選んで得点)
試験時間 180分
受験料 300 USD
合格スコア 750(100〜1,000の換算スコア)
言語 日本語対応(英語・日本語・韓国語・中国語簡体字)
有効期限 3年間

※数値はAWS公式試験ガイド(AIP-C01)および公式試験ページに基づきます(2026年7月時点)。受験料・提供状況は変更される場合があるため、申込時に公式ページもご確認ください。

未解答は不正解扱いになる一方、推測による解答にペナルティはありません。時間切れになりそうでも全問マークするのが鉄則です。セクション別の合格ラインはなく、試験全体のスコアだけで合否が決まります。

出題範囲:5つのコンテンツ分野と配点

公式試験ガイドの5分野・全20タスクの構成です。上位2分野(基盤モデルの統合+実装と統合)だけで57%を占めます。

分野(配点) 中身(主なキーワード)
1. 基盤モデルの統合、データ管理、コンプライアンス(31%) GenAIソリューション設計、FM選定(クロスリージョン推論・LoRA)、データ処理パイプライン、ベクトルストア設計(Bedrockナレッジベース・OpenSearch・pgvector)、RAGの検索設計(チャンク戦略・埋め込み・ハイブリッド検索・リランカー)、プロンプト管理とガバナンス
2. 実装と統合(26%) エージェンティックAI(Strands Agents・MCP・ReAct・停止条件)、モデルデプロイ戦略(オンデマンド/プロビジョンドスループット)、エンタープライズ統合(イベント駆動・CI/CD・GenAIゲートウェイ)、FM API統合(ストリーミング・バックオフ・モデルルーティング)
3. AIの安全性、セキュリティ、ガバナンス(20%) Bedrockガードレール、ハルシネーション対策(根拠付け・信頼度スコア)、プロンプトインジェクション/ジェイルブレイク検出、PII保護(Comprehend・Macie)、データリネージュ、LLM-as-a-judgeによる公平性評価
4. 運用効率と最適化(12%) トークン効率化・プロンプト圧縮、セマンティックキャッシュ/プロンプトキャッシュ、レイテンシー最適化、temperature/top-k/top-pの調整、トークン使用状況・ハルシネーション率のモニタリング
5. テスト、検証、トラブルシューティング(11%) Bedrockモデル評価・RAG評価・A/B/カナリアテスト、エージェント評価(タスク完了率)、コンテキストウィンドウあふれ・埋め込み品質などGenAI固有の障害対応

対象サービスの主役は Amazon Bedrock(ナレッジベース・ガードレール・Prompt Management・Prompt Flows・AgentCore)で、SageMaker AI・Lambda・Step Functions・API Gateway・OpenSearch Serviceが脇を固めます。AIエージェント開発の Strands Agents や AIコーディング支援の Kiro・Amazon Q Developer といった新顔が対象に入っているのも、2026年の新試験らしいポイントです。

どんな人向け?(推奨経験)

公式が想定する受験者像は次のとおりです。

  • AWSまたはオープンソース技術での本番グレードのアプリケーション構築経験 2年以上
  • 一般的なAI/MLまたはデータエンジニアリングの経験
  • 生成AIソリューションの実装 1年の実務経験

加えて、コンピューティング・ストレージ・ネットワーク、セキュリティ、IaC、モニタリング、コスト最適化といったAWSの一般知識が前提です。とはいえ受験の前提資格はなく、いきなりAIP-C01から受験することも可能です(AWS認定は2018年に前提資格要件を撤廃)。生成AIアプリをBedrockで組んだ経験があるエンジニアなら、実務がそのまま得点源になります。

難易度と勉強時間の目安

Professionalレベル=AWS認定の最上位帯です。ソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP)などと同格で、シナリオ問題を180分間読み解く体力も求められます。2026年4月開始の新試験のため合格率などの実績データはまだ出回っていませんが、次の2点から難易度を見積もれます。

  • 問われる深さ:単語の意味ではなく「この要件ならどの実装パターンを選ぶか」(例:セマンティックキャッシュとプロンプトキャッシュの使い分け、プロビジョンドスループットにすべき条件)
  • 範囲の広さ:RAG・エージェント・安全性・運用・評価と、生成AIアプリのライフサイクル全部

目安として、生成AI実装の実務経験者で30〜60時間、Bedrock未経験からなら80時間以上を見ておくと安全です。基礎用語に不安がある場合は、先に AIF-C01の無料教材(全19記事+模試) で土台を固めてからの方が結果的に速いです。RAG・エージェント・プロンプトの基礎は当サイトのAIF記事(RAGとKnowledge BasesAIエージェントとBedrock Agentsプロンプトエンジニアリングプロンプト攻撃とGuardrailsモデル評価指標)がそのまま入口になります。

AIF・MLAとの違い(どれを受けるべき?)

  • これからAI×AWSを学び始める → まず AIF-C01(基礎リテラシー。いまなら受験料50%オフキャンペーンも)
  • モデルの学習・デプロイのMLOpsを極めたいMLA-C01(SageMaker中心の「作る」試験)
  • 生成AIアプリを組んで本番運用する立場AIP-C01(Bedrock中心の「統合と運用」試験)

AIPはモデル開発を範囲外と明言しているため、MLAと出題が正面衝突しません。生成AI案件が主戦場ならMLAを飛ばしてAIPを狙う選択も十分合理的です。

申込みから受験当日までの流れ

  1. AWS認定アカウントを作成(無料)
  2. Pearson VUEで「AIP-C01」を予約——テストセンターかオンライン監督試験を選択。日本語で受験する場合は予約時に言語を選びます
  3. 受験料300 USDを支払い——予約変更・キャンセルは試験開始24時間前まで無料
  4. 当日は本人確認書類を持参(オンラインは環境チェック)して180分の試験へ
  5. 結果は受験後5営業日以内にAWS認定アカウントに掲示。不合格でも14日空ければ再受験できます(回数無制限・都度受験料)

アカウント作成〜予約画面の具体的な操作は、姉妹記事 AIF-C01受験ガイド のステップ①〜④と同一手順です(試験名だけ読み替えてください)。

学習リソース(2026年7月時点)

  • 公式試験ガイド(無料・必読)AIP-C01試験ガイド 日本語PDF——5分野20タスクの全スキルが列挙されています。本記事の出題範囲もこれが出典です
  • AWS Skill Builder:公式のデジタル学習。新試験のため教材は順次拡充中です
  • AWSドキュメント:Bedrock(ナレッジベース・ガードレール・AgentCore)とStep Functions・API Gatewayの開発者ガイド
  • 当サイト:日本語の体系的なAIP-C01対策はまだほとんど存在しません。当サイトで シラバスマップ(対策ハブ)無料模試15問 を公開中、全20タスクの解説記事も順次公開していきます(AIF教材は今日から使えます)

よくある質問(FAQ)

Q. 日本語で受験できますか?

A. はい。英語・日本語・韓国語・中国語(簡体字)で提供されています。

Q. AIFやMLAを持っていなくても受験できますか?

A. できます。AWS認定に前提資格はありません。ただしProfessional級なので、基礎が不安なら AIF-C01の無料教材 で土台を固めるのが近道です。

Q. 何問正解すれば合格ですか?

A. 合格スコアは1000点満点中750。採点対象は65問で、スコアは換算方式のため単純な正答数のラインは公表されていません。感覚としては「8割弱を安定して取る」準備が必要です。

Q. 過去問はありますか?

A. AWS認定は過去問を公開していません(利用規約違反になるいわゆる試験ダンプに注意)。公式試験ガイドのスキル一覧から論点を押さえ、模擬問題で演習するのが正攻法です。当サイトの 無料模試15問(本番形式・解説つき) をどうぞ。

Q. 落ちたらすぐ受け直せますか?

A. 14日間の待機後に再受験できます(回数無制限・毎回受験料が必要)。

Q. 資格の有効期限は?

A. 3年間です。再認定の要件は変更されることがあるため、公式の再認定ページをご確認ください。

まとめ

  • AIP-C01は2026年4月GAの新資格。基盤モデルを本番アプリに統合・運用する力を証明するProfessional級
  • 75問・180分・300 USD・合格750。日本語で受験可能
  • 出題はRAG/ベクトルストア(31%)とエージェント実装(26%)が主戦場。モデル開発は範囲外
  • 基礎から始めるなら AIF-C01の無料オールインワン教材、生成AI実装が本業なら直接AIPへ

出典:AWS公式試験ガイド(AIP-C01)AWS認定 公式試験ページ(いずれも2026年7月10日閲覧)。試験仕様は変更される場合があります。

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